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2012年9月12日 (水)

混迷する政治

世間は党首選、そして総選挙など選挙モードに入っている。

このところ何が一番“情けない”と思っているかというと、国会議員や政党が一地方の首長や地方議員に対して、

「国会議員を馬鹿にするな!国のことはオレ達に任せろ!」と堂々と一喝するぐらいの、国政に携わる国会議員としての立場を主張する人がいないことだ。

本当に情けなくなる!

『維新の会』パワーにビクビクしてすり寄ったり、大衆迎合的な発言や態度を見る度に、「お前ら国会議員のプライドはないのか!」と言いたくなる。

ましてや大阪などは今、国家のことより足元の経済や教育、犯罪などに対応する政治の役割が一番大事な所ではないのか?!

それらの原因をすべて国が悪いから・・・などと言って国政に打って出ようとしている。

まあそれはそれで志を持ってやればいいことだが、その一地方の首長や地方議員の集団やそれに賛同する人達に、国会の国を司る国会議員の集団である政党や国(役人)は舐められているし下に見られている。

現状ではそう見られても仕方がない面もあるが・・・。

しかし今こそそれらに堂々と対抗して、国会議員として国政を担ってきたという自負とかプライドを見せないといけないのではないか。

そして堂々と対決姿勢を打ち出すべきだ!(但し、民主党代表選で先ほど赤松さんだけが維新を真っ向から否定していたが・・・)

大衆に人気のあるその連中にすり寄ってしまっては、信念やプライドのかけらも見えない国会議員や政党に、国の舵取りはやはり無理やと思うで! 

あえてブームと言わせてもらうが、小泉郵政選挙ブーム、民主党政権への交代ブームの後にまた維新の会ブームがきて、その結果この先どうなる?

今まではずっと悪くなっているような気がするし、世の中ますます混乱していくのではないか?!(そう言えばかつてマドンナブームとかもあった)

国は景気に伴う経済財政、外交(尖閣諸島、竹島、沖縄、米軍問題)、災害対策、教育(いじめ問題など)など、諸問題が多岐に亘っている。

今こそ政治がどうこれらに対応していくかが問われている。

今までも世間の支持する『政治ブーム』によっておきた政治が良い方向に解決したという例はまずないが、またそれらの過ちを性懲りもなく繰り返そうとしている。

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